Windows、Ubuntu(Linux)のデュアルブートをしたときのメモ

Last Updated on 2025年4月17日 by num46

本当にメモなのでどうでもいい部分も含んでいます。実行の際は自己責任で。

Dell G15 5510 Dell G15 ゲーミングノートパソコン プレミアム(120Hz・GTX1650搭載)で実施。

同じディスクにWindowsとLinuxを入れるとあまりよろしくない、という記事(UbuntuとWindowsでデュアルブートする方法)(自作PCにSSDを増設してWindowsとUbuntuをデュアルブートしてみた)を見て物理的に別々のSSDでデュアルブートすることを決意。幸い内臓SSDスロットが2つあったのでWD Blue SN570(2TB)を2つ取り付けた。ただし

Windows PCに安定したネイティブLinux環境を構築する方法 Windows大型アップデートには要注意内より

Windows大型アップデートには要注意

この環境なら完璧だろ!と思っていたら、Windowsのアップデートだと、別ドライブのLinuxを破壊するという情報が続々と…恐ろしいなWindows。

一番確実なのは、普段はLinux側のディスクを外しておくことですね。内蔵してしまうと非現実的なので、USBの外付けディスクにLinuxを入れて、使うときに繋ぐというのが現実的かと思います。

危ないのは、Windowsの大型アップデートのときみたいなので、そのときだけ外すという選択肢もあるかもしれません。いずれにしてもやはり壊れる可能性があるということで、この環境でも完璧ではないみたいです。

ということなので完璧ではないです。

また、メモリを64GBに換装した。換装後BIOSアップデートが自動で実行されていた。

以前、OSが入った状態で換装した時、初めは問題なかったが1~2年後に久々に起動したら動作が遅くなってまともに動かなくなったことがあるのでOSを入れる前に換装した方が良い可能性がある。

同じ製品のSSDを取り付けるとOSインストール時に区別がつきにくいので別々の製品のSSDを取り付けた方が良い。

OSインストール用USBはDell OS Recovery ToolとUbuntu Desktop 24.04.2 LTSを使用。

Dell OS Recovery Toolは元から用意してあった。Ubuntu Desktop 24.04.2 LTSはRufusを使ってUSBに入れた(WindowsでUbuntuのインストールUSBメディアを作成する)

SSD1スロットにWindows、SSD2スロットにUbuntuを入れることにした。

1回目にUbuntuを入れてからWindows10を再インストールしようとしたら失敗したのでSSD2スロット(Ubuntuの入ったSSD)からSSDを取り外してフォーマットした。

フォーマットしてもBIOS(F2連打で入るアレ)のBoot Configuration内にUbuntuの文字があったので削除。

ということでWindows10を再インストール後、Ubuntuを入れることにした。

Boot ConfigurationにてDell OS Recovery Tool入りのUSBメモリを一番最初に起動するよう変更。

Approveクリック→ResetのStartResetクリック→(ネット接続されていなければSetup Networkクリックしてネット接続)→Reset and updateクリックしてNEXTクリック→No, do not back up my filesクリックしてNEXTクリック→YES, CONTINUEクリック→I understand~クリックしてNEXTクリック(下のドロップダウンは何もしなくて良い)→Select driveでWin10インストールしたいSSD選択してNEXTクリック(同じ製品のSSDだと本当に見分けつかないので別々の製品のSSDを取り付けた方が良い。今回はWindows入りのSSDの表示があったので区別がついた)→クリーンインストールされるのでしばらく待つ

終わったらRESTART押す(USB外す指示が出たらUSB外す)→またしばらく待つ

Win10インストールガイド内でネット接続を促す表示が出るのでネット接続する。

利用規約読み同意→個人用に設定→オフラインアカウントクリック→制限付きエクスペリエンスクリック→名前、パスワード設定→常に最近のデータにアクセスできますのウィンドウで今はしないをクリック→デバイスのプライバシー設定は全部OFFで同意をクリック→エクスペリエンスをカスタマイズしましょうのウィンドウで全部チェック外してスキップをクリック→Cortanaによる作業の支援を許可するのウィンドウで今は実行しないをクリック

~中略~

SupportAssist Recovery Assistantのウィンドウが出るので続行をクリック後承諾をクリック→ファイルを取り込むでは今はしないをクリック→ソフトウェアの有無の確認では今はしないをクリック→WINDOWSアップデートを確認をクリックして更新プログラムをチェック、インストールする→Windowsの準備をしています コンピューターの電源を切らないでくださいの画面が長めに表示されるので待つ(一晩寝た)→Windowsアップデートが終わったらDellUpdateを確認、インストールする→SupportAssist Recovery Assistantのウィンドウを閉じる→Windows UpdateからWindows 11のインストールをする。ダウンロードしてインストールをクリック→同意してインストールをクリック→流れに沿ってWindows 11をインストール→Windows 11になったらWindows Updateから更新プログラムをチェック

システム > 電源とバッテリーから電源ボタン、スリープボタン、カバーの動作で何も行わない状態にした(電源に接続、バッテリ駆動両方)。

画面、スリープ、休止状態のタイムアウトはすべて1時間にした。

コントロールパネル > 電源オプションから電源ボタンの動作を選択するをクリックして、現在利用可能でない設定を変更しますをクリック。高速スタートアップを有効にする(推奨)、休止状態のチェックを外し、スリープ、ロックのチェックを付け、変更の保存をクリックした。

高速スタートアップの無効化は必要な手順と思われる(LinuxとWindowsでデュアルブート運用していたら、The destination is read-onlyとエラーが出てファイルがコピーできなくなった)、(Ubuntu Server 20.04.1 LTS と Windows10のデュアルブート環境作成)

休止状態はデュアルブート環境で行なうのはなんか不安なためチェックを外した。

BitLockerのせいでサルベージに苦労したことがあるのでBitLockerが有効だったら無効にしておく(意味ないと思うけど一応回復キーを保存しておく)。

Boot ConfigurationにてUbuntu入りのUSBメモリを一番最初に起動するよう変更。

Try or Install Ubuntuにカーソル合わせてEnterキー押す→日本語選択→アクセシビリティは特に何も選ばず次をクリック→キーボードレイアウトはデフォルトのまま(日本語-日本語)選択した状態で次をクリック→ネット(Wifi)接続する→インストーラーのアップデートが適用できます、と出たら今すぐアップデートをクリック→アップデートの準備完了、と出たらインストーラーを閉じるをクリック→デスクトップ右下にInstall Ubuntu 24.04 LTSと出るので開く→しばらく流れに沿って次をクリック→インストールの種類では対話式インストールをクリックして次をクリック→アプリケーションでは既定の選択を選択して次をクリック→コンピュータを最適化では何もチェックせず次をクリック(グラフィックとWi-Fi機器用のサードパーティ製ソフトウェアをインストールするにチェック入れた方が良かったかもしれない)→ディスクのセットアップではディスクを削除してUbuntuをインストールするを選択して次をクリック(高度な機能は無視した)→ディスクを削除してUbuntuをインストールではドライブを選択するが、nvme0n1 – 2.00TB、nvme1n1 – 2.00TBとしか表示されず悩んだがSSD1スロットにWindowsが入ってることは分かっていたためカンでnvme1n1 – 2.00TBを選択して次をクリック(合ってた)→アカウントの設定ではあなたの名前欄入力、パスワード欄2つ入力、ログイン時にパスワードを要求するにチェックを入れ次をクリック(アクティブディレクトリを使用するはよくわかんなかったしたぶんいらないのでチェックを入れなかった(参考1(Ubuntu 21.04 ADネイティブ統合を試す))(参考2(【初心者向け】ActiveDirectory とは?)))→タイムゾーンを選択してくださいでは既にTokyoが選択されてたのでそのまま次をクリック→インストールの準備完了ではインストールをクリック

エラーが発生したのでレポート送信ダイアログはCancelをクリックして閉じるをクリックした。

再起動したら最初からになったので上記内容を繰り返した。無事にうまくいった。

インストールが完了しましたの画面で今すぐ再起動をクリックした。

アカウントを選択してパスワード入力してログイン→Ubuntu 24.04.2 LTSへようこそ!のウィンドウが表示されるので次へをクリック→Ubuntu ProではSkip for nowを選択してスキップをクリック→Ubuntuの改善を支援するではいいえ、システムデータを共有しませんを選択して次へをクリック→準備完了では完了をクリック

Ubuntuを使う準備が出来た。

Firefoxを起動し余計な事は全部無視、スキップした。

Chrome for Linuxをダウンロード、インストールした。64bit .deb(Debian/Ubuntu用)を選択した。

ドライバをインストールする。

右下のShow Appsから検索して端末を出す。ダッシュボードにピン留めする。

ターミナルでsudo ubuntu-drivers autoinstallと入力してパスワード入力してインストールする(OSインストール時にグラフィックとWi-Fi機器用のサードパーティ製ソフトウェアをインストールするにチェック入れた方が良かったかもしれない)。

SteamのインストールでNVIDIA 32-bit Not Foundと出てしまった。

その時出たリンク(https://github.com/canonical/steam-snap/wiki/faq)を参考にいろいろやっていく。

以下、抜粋

How do I use my dedicated GPU?

NVIDIA

32-bit Driver

It is recommended to install the 32-bit NVIDIA drivers alongside your usual 64-bit NVIDIA drivers for the best experience.

To install on Ubuntu, run:

sudo dpkg --add-architecture i386
sudo apt update
sudo apt install libnvidia-gl-<YOUR_DRIVER_VERSION>:i386

Replace <YOUR_DRIVER_VERSION> with your NVIDIA driver version. This can be found in nvidia-smi or something like glxinfo -B.

ということでターミナル開いてsudo dpkg –add-architecture i386、sudo apt update、sudo apt install libnvidia-gl-<YOUR_DRIVER_VERSION>:i386を片っ端から実行した。

<YOUR_DRIVER_VERSION>を確認するためnvidia-smiを実行するとdriver versionが550.120と出たので

sudo apt install libnvidia-gl-550.120:i386

と入力したがエラー。

sudo apt install libnvidia-gl-550:i386

で良かったみたい。

再起動し、動作が問題ないことを確認。

WindowsでUnity、プリンターのインストールを行なった。

Windowsで時刻がずれていたので【即解決】LinuxとWindowsをデュアルブートさせたら時刻がずれる現象の解決方法を参考にubuntuの端末でsudo timedatectl set-local-rtc 1を実施。解決した。

sudo apt updateを行ない、sudo apt upgradeを行なったらエラーが出た。再度sudo apt upgradeを行ったところ問題なくアップグレードできた。

アプリセンターからVisual Studio Codeをインストールした。

起動時にgrubからubuntu、windowsの選択ができるようになっているが、デフォルトではそのまま放置するとubuntuが起動するようになっている。Windows Updateで放置した時に、再起動時にubuntuが起動するのは問題なのでデフォルトで放置した時にwindowsが起動するようにしたい。

Windows 10とUbuntu 18.04 デュアルブートする方法を参考にwindowsがデフォルトで起動できるようにしていく。

Vimをアプリセンターからインストールしたらコマンド操作が上手くいかなかったのでおとなしく指示に従いコマンドからインストールする。

Windows 10とUbuntu 18.04 デュアルブートする方法の指示に従いsudo apt update、sudo apt upgradeを行ない、sudo apt install vim -yを実行してsudo vim /etc/default/grubを実行する(スワップファイル云々(swapファイルが見つかった場合にどのように対処すべきか(クラッシュからのリカバリー))が出たらEキー押してとにかく編集する)。aかiキーを押して挿入モードにしてGRUB_DEFAULT=0からGRUB_DEFAULT=4に変更(自分の場合上から0から数えた時のWindows Boot Managerが4番目)。Escキーを押して:x(コロン x)と入力し、エンターを押して上書き保存して終了する。

GNOME(ファイルマネージャー、テキストエディター等のデスクトップ環境(GUI))で/etc/default/フォルダのgrubを開いて書き換えてもよい。

最後に編集したGRUBの設定を反映するためにsudo update-grubを実行して完了。

ClamTk(セキュリティソフト)、Gufw(ファイアウォール)をアプリセンターからインストール。なんか古い。ClamTkは新しいのもあった(https://gitlab.com/dave_m/clamtk/-/wikis/Downloads)。Debian/Ubuntu debからインストールしようとしたが潜在的に安全ではないと言われたので取りやめ、アプリセンターからインストールしたちょっと古いヤツのままになっている。

ないよりマシ、お守り程度。

定期的にsudo apt update、sudo apt upgradeを行なった方がいいらしい(Windows Update的な役割があるっぽい)。

その他使ったコマンド
・sudo apt purge (パッケージ名)
 Ubuntuでパッケージを削除(アンインストール)する方法を参考にアンインストールで使用。使用例:sudo apt purge vim

Ubuntuでも電卓キー押したら電卓が出た。すごい。

UbuntuとWindowsでデュアルブートする方法
https://qiita.com/it_tsumugi/items/a0714e8f37dec467a89c

自作PCにSSDを増設してWindowsとUbuntuをデュアルブートしてみた
https://qiita.com/Marron-chan/items/e4b8f0e5e8dbecaeba17

Windows PCに安定したネイティブLinux環境を構築する方法
https://zenn.dev/karaage0703/articles/0ca67e19aa772e

【初心者向け】ActiveDirectory とは?
https://qiita.com/u-bayashi/items/57d76760f60617a938ef

UbuntuでNvidiaドライバを簡単にインストールする方法|完全ガイド
https://www.linux.digibeatrix.com/archives/68

https://github.com/canonical/steam-snap/wiki/faq

【即解決】LinuxとWindowsをデュアルブートさせたら時刻がずれる現象の解決方法
https://qiita.com/Juice/items/63279e93f818ba74312d

Windows 10とUbuntu 18.04 デュアルブートする方法
https://www.pc-koubou.jp/magazine/35542

swapファイルが見つかった場合にどのように対処すべきか(クラッシュからのリカバリー)
https://nanasi.jp/articles/howto/file/crash-recovery.html

Ubuntuでパッケージを削除(アンインストール)する方法
https://vpslife.server-memo.net/package_uninstall

Ubuntu Server 20.04.1 LTS と Windows10のデュアルブート環境作成
https://qiita.com/hazigin/items/dc54f4facbdfbf4f6b8b